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日光山(その2)東照宮/輪王寺・三仏堂 [旅行]


先日まで暑い暑いと言っていたと思ったら、もう師走になってしまいましたね。
何かと忙しゅうございます。

定期検診で予約がバラけてしまい、このところ毎週病院に行っています。
有り難い事に年が明ければ術後丸4年が経過することになります。
細かい事は色々とありますが、今年も無事に年を越えたいなぁ・・・。

それにしても
定期検診・CT・骨の検査・4ヶ月分の薬と弾性ストッキング2枚を
1ヶ月で支払うと諭吉君7枚があっと言うまに消えていきました。
(T・T)号泣です。


自営はボーナスもないのでまとめての出費は痛い痛い・・・
弾スト分は帰りにさっさと保険の還付申請をしてきちゃいましたけど。
(年間10万円以上支払ってる患者のみなさ〜ん、
年が明けたら医療費の還付申請もお忘れなきように。)



ということで、
続けて記録しておこうと思っていたのになかなか書けないでおりました。
前回からの引き続き、本日は日光東照宮でございます。


nikkosugi.jpg

何度か訪れているところなので、大猷院から比べると興味も薄く?人も多く、
修復途中だったりして撮影のモチベーションも下がっておりますわ〜。(言い訳だな)

表門は人がいっぱいだったので割愛。


門をくぐると正面に3棟(三神庫)ある左の棟のレリーフが「想像の象」
ここにも獏がいますね。
tosho_5.jpg
綺麗に修復がされており、色合いや柄がアラベスク模様のようでもあり、
個人的には興味深いです。

東照宮の大規模増築「寛永の大造営」では狩野探幽をはじめ当時の一流建築家・
デザイナー・技術者が集結して、たった1年5ヶ月で今の東照宮のほとんどを作って
しまったと言うからオドロキである。



この向い側にあるのが有名な三猿を含む猿の一生を描いた8枚の絵
tosho_6.jpg

tosho_7.jpg
猿の一生のお話は皆さんご存知だと思うのでこれも割愛。
(知りたいよーって人は検索してみてね^^;)


猿の欄間彫刻は有名だけれど、ここは神厩舎だったのですね、
今回初めてお仕事中の白い神馬にお会いできました。
10時〜14時がお馬様の出勤時間だそうです。


厩の廻りに猿の彫刻というのは猿が馬の健康と安全を守っているのだそうな・・・
(ほぇ〜。)
造形というのはやっぱり出資する人を納得させる蘊蓄的要素がないとあかんのだ〜と
妙に納得しながら眺めた今回のお猿たちでした。




陽明門
tosho_1.jpg

前記事の輪王寺・大猷院(家光公廟所)がお寺だったのに対して
陽明門をくぐってからのこの東照宮は家康の廟所であり
家康公を祀った神社となるわけなのですね。

日本の神社というのは、時代によって自然や山をご神体とする自然信仰
(日光では二荒山神社)から近代では人物をご神体として祀るという
2つの神社の形がここでは対比して見られるのが面白いと思う。


家康公を死後も江戸を守り、宇宙をも支配する神として祀る
北極星になぞらえた「北辰北斗信仰」というのも以前から妙にそそられる
興味深いお話でした。



そんな宇宙観を表したこの1枚の写真
hokuto.jpg
管さんの写真をお借り致しました。



ちょうど1週間前まで、陽明門や名所の数カ所がライトアップされていたそうで・・・
天気が良ければこの陽明門の上に輝く北極星が見られたかもしれなかったのだった。
実に残念。


tosho_2.jpg
陽明門では左から3番目の柱がわざと上下逆さま=逆柱になっている。
「形あるものは完成した瞬間から崩壊が始まる」ので未完成にしておくという思想。。。


形あるものは未完成でも崩壊は始まるのではないか?と思っていたけれど、
こうして国宝、世界遺産となった今ではそれも説得力のある説かもしれない?



tosho_14.jpg

その陽明門の階段横にあるのが

tosho_17.jpg
南部鉄の灯籠・・・おぉ、この三日月はナルホドです。

伊達政宗から送られた灯籠なのだ。
(となりの団体ガイドさんのお話がなければ気がつかなかった^^;)



中の祈祷殿で11月22日(いいふうふの日)結婚式をされている方がいましたよ。
tosho_8.jpgtosho_9.jpg
あのぅ〜、青いスリッパはなんとかなりませんでしょうか?


中で説明を受けたりしていたら・・・
唐門を撮ることがすっぽり抜けてしまいました。(ー”ー)課題を残したなぁ・・・。


雨が降りそうだったので、前回だんママちゃんと登っていることだし、
今回は眠り猫をくぐって家康廟である奥社へ登ることはパスしました。
(別料金なんだも〜ん)

tosho_10.jpg
もうもう、彫刻まみれです。
この奥が鳴き龍のある薬師堂・・・

家康は薬師如来の生まれ変わり?
如来だった方が神様になったりとなかなか難しゅうござるな。


鳴き龍の下で二礼二拍手一礼して「ここはお寺ですので合掌ください」
と言われている方が結構いますです。^^;

そうだよねー、鳥居の奥に寺がある・・・神仏分離って???さっぱりわからんと思う。
どっからどうなの?ぐちゃぐちゃじゃーん!ってね。^^;



tosho_13.jpgtosho_12.jpg
この獏がまた悪そうで・・・かなり好き〜!

tosho_16.jpg五重塔


futara_7.jpg
石の鳥居も逆から出ます・・・



輪王寺・三仏堂へと向かう・・・


ん?


・・・んんん???なにーーー!



輪王寺・三仏堂
sanbutu_1.jpg
がーーーん。仮囲い(ー・ー)


外装修復ちうでございます。でも中は拝観出来ますよ。^^;

千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音がご本尊。
さらにこれに自然信仰が合体していて本来は二荒山神社と東照宮の間にあったものが分けられたのだと・・・
現在よりもさらに神仏ごちゃまぜだったようです。
ややこしくてさっぱりわかりませーん。




nikko_2.jpgnikko_1.jpg
雨がぽつぽつ降ってきた参道は、紅葉が濡れてそれはそれで美しかったです。



雨でもいいじゃん・・・と
自分を励ましつつ、回っていましたが・・・いよいよ本降り。(ー”ー)


shinkyo.jpg
雨の神橋




天気が良ければ古杉の中を散歩したかったのだけれど、
さて、こうなってしまったからには湯波でも食して帰ったらどうかのぅ。
nikko_4.jpg紅葉に囲まれた板垣退助君


ゆば会席弁当は郷土料理の「新松」さん
yuba1.jpgyuba2.jpg
揚巻湯波・生湯波・湯波の佃煮などのいろんなゆばと
今の季節のてんぷらはキノコ類の他、雪ノ下やドクダミなんかも入っていて面白い。

日光では水ようかんや塩羊羹なども名物ですが、この水ようかんも湯波入りでした。

ごちそうさまでした。(^人^)




向かいのゆば屋さんで揚巻ゆばを買って帰り、家でも煮含めて食べています。

時間があれば次回はそんな土産料理でも紹介します。


(時間があれば?ってね〜、昨日これを書こうと思ったらばまたソネが開かないわよー!)



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