日光山(その1)輪王寺・大猷院/二荒山神社 [旅行]
足利から徳川へ・・・
収穫祭の翌日は日光におりました。
あいにく天気予報は雨・・・
(おかしいなぁ、晴れ女なはずなのに?)
日光は、修学旅行や両親との鬼怒川温泉旅行・・・
だんママちゃんが病気をする前に、車で一緒に東北を旅行した帰りに
3人で家康の奥社(廟所)まで登ったのが最新の日光の記憶である。
それさえすでに15年程度経過・・・記憶も風化してきているというもの。
毎度おつきあい旅行で時間に追われ、東照宮だけ見ては終わってしまう。
今回は奥日光も中禅寺湖も紅葉は終わってしまっているこの季節。
じっくり輪王寺・大猷院を中心に見たいかなぁ・・・と。
そんなことで今回の世界遺産、日光山二社一寺巡りは
通常とは逆回りになります。
しかもカメラのレンズにはゴミがついているという、
お見苦しい点もございますが、お許しを(ー”ー;)
まずは西参道を登って、観光センターで二社一寺共通券を購入
注)これから行かれる予定の方
共通券は色々な組み合わせがありますので自分が見たいところを良く考えてから購入するとお得ですよ。
輪王寺・大猷院
三代将軍 徳川家光の眠る廟所。(来年3月まで家光像が特別公開中)
はじめの朱塗りの門は仁王門
2つ目の門が二天門
四天王のうちの西を守る広目天(左)と東を守る持国天(右)が門を守ります。
この二天はスゴイ!
踊っているような動きのあるしなやかなポーズ、繊細な衣装
たくさん色彩を使っているのに派手派手にならないのは
大猷院全体に漂う荘厳な山の空気と背景に使われる黒い色の引き締め効果なのかな?
(toroさんもこの門を撮ってらっしゃいましたね〜)
二天と背中合わせに門の内側には風神雷神
門を抜けると左右に鐘楼と鼓楼
あちこちにたくさん立てられた灯籠は、諸国大名からの貢ぎ物
三つ目の門は夜叉門
修復がされていて美しーい!
白い夜叉ちゃん、左手がかわいいゾ・・・
金箔ぴかぴか・・・
そうそう、以前に来た時に鼻の長いのは象?龍?何???と調べたことがありました。
日光山は共通してあちこちにこの獏が多い。あ、でも左は鼻の形が象なのかなぁ?
(象は東照宮にもいますもんね)
獏は平和の象徴なんだそうな・・・
徳川が納めるこの世が平穏であるようにということだったのでしょうな。
ちょっと眠そうな獅子
牡丹唐草の扉も細部まで見事な装飾
そしてやっと最後の唐門
はぁ〜、スゴイ! 隙なし^^;お見事。
目貫の白竜、鶴・松・牡丹・・・
拝殿で家光公の像とご対面・・・かわいらしいお顔をしています。
家光さん、作るのお金いっぱいかけましたね?
でも作ってくれてありがとう!
本殿は家康が眠る東照宮の方を向いて建てられています。
トレーラーハウスのようにタイヤに乗せればちょっと動かせそうな軽やかなイメージがある。
拝殿〜本殿をぐるっと回って奥院へ・・・
奥院
んんんーーー
大猷院・・・完璧な美。
徳川バンザーイ!ヾ(´ω`=´ω`)ノと諸国大名的な気分じゃ。
登って来た門を戻り、次は二荒山神社へ
二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)
奈良時代にさかのぼって、勝道上人が開いた下野国一宮。
勝道上人っていうのはこの人ね
二荒山神社には左奥に神苑があるのでお忘れなく・・・共通券で入れます。
病を治してくれる日枝神社、しっかり皆の分もお願いしてきましたよ。
御神輿はシンプルだけど金ぴか!
お菓子の神様“大国田道間守”
家計安全・心の安らぎ (>▽<)
裏にお菓子占いルーレットがあって、子供たちに大人気でした。(笑)
湧き水
智恵・酒・若さ・・・酒^^?
欲張って全部飲むとダメとかって言われないかな〜?(←疑い深い)
基本は縁結び、恋愛だけではなくて悪い縁を断ち切りよい縁を結んでくれるという・・・。
何だか明るい、アミューズメントな神苑でした。
さて、新道を抜けて次は東照宮へ向かいます。
東照宮は長くなるので、また後日・・・。