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ターミナルケアについて考える [介護のこと]


ずいぶん前から下書きはしていたのですが、なかなか記事にできないままでいました。



答えの出ない内容なので、皆さんのご意見も聞いてみたいかな?
と思い、とりあえずアップしちゃおうと思います。

重い内容で露骨な表現もあるかと思います。
苦手な方はここでパスしちゃってくださいね。




思っている事をつらつら書いているので非常にわかりにくいところや、とんちんかんなところ等々
ご指摘くだされば加筆、修正したいと思います。









皆さんは考えたことがありますか?

「ターミナルケア」=「終末期ケア」や「看取り介護」と呼ばれています。





自分の親が、あるいは自分自身が・・・

病気や老いで人生の最後を迎えようとしている時

延命治療を積極的に受けたいと思いますか?





私は・・・自分自身の事だけ考えたら答えはNOです。

理由は、普通に自然に生きていたいと思うから・・・。




医療の進歩はすごいですよね。

人工呼吸器を付けて、緊急処置をすれば回復するかもしれない?



一時はそうかもしれない・・・。



けれど自分で立って歩いてご飯を食べてトイレへ行ってという普通の生活が送れるまで回復する可能性はどれくらいのもの?


病院でたくさんの管につながれて、たくさんの人に看護され、家族に見守られて生きる。
生かされる?

一度人工呼吸器を付けてしまうと、本人の意志以外では外す事が出来ません。

それは犯罪になってしまうから。



南田洋子さんの報道は記憶に新しいと思います。




介護を続けていると、ふと自分の事へと置き換えて考える瞬間がたびたびあります。

自分はどんな状態で旅立つのだろうか?





医療は常に進歩していてクローン人間だって出来ちゃう時代が目前?

家族はどんな状態であっても生きていてほしいものかもしれない?

でもコミュニケーションが出来ない状態になって何ヶ月も、あるいは何年も続いたならばどうだろう?

現実に家族への負担は増すばかりで、そうまでして生きていたいと本人自身は思うものだろうか?





自分ががんに罹患した時に、色々考えた事がありました。

もしももう助からないと判断したならその後の治療はどうするか?


病院で緩和ケア?
ホスピスを探す?
自宅で過ごす?
自分はどこで死にたい? 



だんちゃんには延命治療はしないでくれたまへ!と言ってあります。
普通に生活が出来なくなったら最終的には緩和ケアかな?
(痛いのは嫌だし)
臓器提供は出来ない身の上だけど、もし出来るとしても
これは色々と大変だと思うので家族の心情優先で残された人にまかせます。
だんちゃんは未だ若いから、早めに次の奥さんを見つけた方がいい
もしかしたらまだ子孫が残せるかもしれんよー!
と、そこまでは話したつもり。
(まぁ、私以上の存在はそうそう現れないと思うけどね^^)





昨年「風のガーデン」という緒形拳さんの遺作となった倉本聰さん原作のドラマをやっていましたね。

最終回を涙してご覧になった方も多いと思いますが、そういう状態まで自分の事をシミュレーションをしてみた。

中井貴一さんのようにカッコ良いものではなかったです。





先日だんママちゃんと同室だったおばあちゃんが亡くなりました。

数週間前まで一緒にごはんを食べていました・・・。

90歳を越えて、大往生と言えるかもしれない?

1〜2週間の間に変わってしまった彼女の姿をだんママちゃんは怖がっていました。

一生懸命生きている姿を「気持ち悪いの・・・」と言っていました。

正直な気持ちだったと思います。





彼女が亡くなって間もなく新しい方が迎えられ、
何事もなかったように日々は過ぎて行きます・・・。


だんママちゃんの記憶の中の彼女の姿も徐々に薄れていくだろうと思います。







介護施設に入所するには色々な面で文書にしておかなければならないことがあります。

他の事は毎日の生活をしながら皆で考え、
一番良いと思われる方向へ対応していくしかないのだけれど、

毎年話し合って意思確認を書面にしておかなければならないのがこの「ターミナルケア」の問題です。





本人の意思それが一番なのだけれど・・・

今の施設でお世話になって2年が過ぎましたが、
だんママちゃんにこの内容を理解してもらうための言葉が未だにみつかりません。
だんちゃんも同様。

ストレートにどうしたい?と聞いてみたらいい訳なのですが・・・
うーん、それに家族が答えられるのか?っていうと無理な事が多すぎるのが正直な心情。


具体的に確認するポイントは


1)終末期を迎えたい場所はどこか?・・・病院/施設/自宅?


2)積極的な延命治療を受けたいかどうか?
(判断を迫られた際に人工呼吸器をつけるかどうかの問題)


3)食事が口から食べられない状態になった時、
 胃ろうの手術(直接食物を胃に流し込む)という処置をとるかどうか?



では1)で
・病院を選んだ場合
 入院する期間次第ではかなりの医療費負担が予想されること、
 病院は治療するところであるわけで、
 容態が安定している場合では退院をうながされる
 場合も予想される。

・自宅を選んだ場合
 自宅で家族がお世話出来るのかどうか?
 つきっきりの介護・・・これが出来るのであれば
 現在施設にお願いしているわけがないのですよね。

・施設を選んだ場合
 痰の吸引などの医療行為は医師もしくは例外として
 家族には認められているが、施設の職員では不可能である
 ことから、看取り介護を実施していない施設も多い。
 (幸いだんママちゃんの施設は実施しています。)
 需要は多く、今後は実施する施設が増える傾向にあると
 思われますが、限界もある事を家族は承知しておかなければ
 ならないと思う。



2)については先ほどの事とダブる内容なのでここでは割愛します。



3)については口から食べる=生きる事と思っているので
 直接胃に注入される=生かされているような状態をどう考えるのか?
 それを拒否するということは餓死させてしまうということなのか?
 違う手段、たとえば補助的に鼻からチューブや点滴等の水分補給などの
 医療行為は施設では不可能なのか?(そうなると結局病院へということです。)


 
その他にも、ココでは書ききれない様々な状況が予想される訳で
考えれば考えるほど迷路に入ってしまいます。

実際その時の本人を目の前にしたら紙の上のことなんて関係なく、
その場での状況判断をしていくしかないと思うのですけれどね・・・。



毎年、施設のケアマネさん・看護師さん・栄養士さん・介護職員さんの5者で話し合う機会があるのですが、皆それぞれの立場で解決出来ないジレンマを確認して終わるわけであります。



病院の限界・施設の限界・家族の限界・・・


家族や友人に見守られて旅立つシーンを自ら決める尊厳死って、
私はアリだと思ってるんですよね・・・

あ、自殺とはまったく別の意味ですよ。


自分だったら
「皆さんありがとう、ではこれでさようなら〜!」
って言って旅立ちたいわぁ。


医療制度はもっと人のために柔軟にできたらいいのになぁ・・・と。


ボーダーラインを作らないとよからぬ犯罪が増えたりするから
どこかでバランスはとらないといけないと思いますが・・・


この垣根が高齢者の終の住処を奪ってしまっているような気も少ししています。


終末期医療費が健康保険を圧迫している問題もありますしね。



ほーんと、普通に生きることが難しい世の中になっちゃったと思うなり。



何だか結局愚痴になってしまって申し訳ないです。



だんママちゃんは毎週ソフトクリームを食べて元気にしています。^^;
今のところ本人に聞く気持ちにはなれないです。



最後まで目を通して頂いてありがとうございました。(^人^)



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お好み焼き屋のおばちゃん

母様(86歳)は保険証や病院の診察券と一緒に「延命治療はしていらない!」という誓約書を書いて持っています。
自分の場合なら、「もう頑張れない」という段階での尊厳死は、ありだと思います。もう頑張れないという意思表示も出来ない状態ならば、やはり延命治療はいりません。
by お好み焼き屋のおばちゃん (2009-11-13 15:14) 

toro

いくつかの経験で書きます。長くなるかも~。
 私自身は延命も何もいらないです。できれば家で死にたいけど、家族に
迷惑がかかるのであれば病院ですね。
 これは母がそうだったのですが、母の最期は緩和ケアのみでした。
そして「自力でトイレに行けなくなったら病院に入れてくれ」と言っていて、
入院したら、その翌日にこの世を去りました。それは見事な死にっぷり^^;
その母は遺言書のようなものを書いていて、「尊厳死宣言」というようなもの。
「延命治療はしないでくれ」という内容でした。
http://toroyawa.blog112.fc2.com/ 
↑で一通り、母については書いています。
 義父は急激な病状の悪化で、延命治療どころではなく、あっという間に
亡くなったので……。ただ、家で介護する方針で、退院後は考えていました。
 夫の祖母は、意識がなくなってもなお、延命措置を続けました。
胃ろうの手術もして。これは、義母やその兄弟の意地の張り合いのような
ものがあって、無理やり延命していたという感じでした。
祖母が亡くなったあと、私の腕をつかんで「無念だ!」と言っている祖母の
夢を見たので、本人はいやだったのかもしれないな、と思っています。
 最後は、夫の遠い親戚のおばあさんです。何も言ってくれないおばさんでした。
私たちの家では面倒をみられないので、何とか特別養護老人ホームに入所
させることができましたが、5年後に体調を崩し老人病院に入りました。
どうも胃がんらしいと医師は言っていましたが、高齢だから手術も難しい
と言い、だったらこのままでいいのではないか? という話になり…。
最期は、自ら食べ物を口にしないようになり、緩慢な自殺のような感じで
亡くなりました。いま思うと、もしかしたらものすごく意志の強い人だったの
かもしれないと思っています。かなりボケてはいましたけれど……。
 というような具合に、状況によって違うという感じでしょうか。
なんというか、その人の顔色を見つつ、対応していったという気がします。
ただ、ストレートに聞くのも悪くはないと思います。義父も、自分の死期を
悟ったときに、義母にどうして欲しいかということを言い残していたみたい
でしたから……。
あとは、家族がいがみ合うようなことなく、自然に考えられるのが一番だと
思います。
by toro (2009-11-13 16:59) 

たろう

 ボク自身 もしそうなったとき
 延命治療はいらない とは思っていましたが
 ホント ただ 漠然とそう思っていただけで
 深く考えたことなかったな と 読んでいて気づかされました;;;

by たろう (2009-11-13 17:11) 

メアリーアン

がんがわかったとき、いつか死はくるであろうけど、そんなに近々ではないだろうとタカをくくっていたことを思い知らされました。うちの辺りにはホスピスないし、緩和医療はどの程度受けられるのか?訪問医療、どのくらい進んでるんだろう?できればずっとうちで過ごしたいけど、事情が許してくれるのか?考え出せばきりがないけど、近しい人々を見送った経験から、延命措置、胃ろうは望まないだろうと思います。まだ親たちはなんとか元気でやっていますが、それもいつまで続くか?考えれば暗くなってしまうので、そうなったらその時のことよ!とばかりにキリギリス的行動に走ってます。な~んの解決にもなってない・・・
by メアリーアン (2009-11-13 19:39) 

風天の四男坊

重いお話です
私も88歳の義母がおります、現在は老人医療施設でお世話になっています時々見舞いに行きます行くたびに色々な事を考えます
私自身も死と向き合うお年頃になりました、
奥さんには延命治療は不要と伝えてありますがいざとなったら助けてくれと言いそうです。
死を考える事はどう生きるかと相通ずることではないでしょうか?
難しいお話です。
by 風天の四男坊 (2009-11-13 21:32) 

ハム子

読みいってしまいました。
義母は79歳、まだまだ元気ですが
いろいろ考えさせられます。。。
by ハム子 (2009-11-13 21:49) 

yongo

nakasamaのようにここまで具体的に考えている方は少ないですよね。実家の母は「延命治療はしないでくれ」とは言いますが、今後の色々なことを具体的に何をどうするか、今は考える余裕も準備もないようです。元気なうちにいろいろ聞いておかないといけませんね…
施設スタッフの方々が解決できないジレンマって、少しでも解決の兆しは…これからの医療に期待するしかないですね。
by yongo (2009-11-13 23:15) 

nakasama

皆様、ご意見ありがとうございます。
今後の参考にさせていただきます。


* お好み焼き屋のおばちゃんさん
コメントありがとうございます。
さすがおばちゃんの母上さま・・・
自分も見習って保険証と一緒に書いて持とう・・・
あ、万が一のとき用に病歴も書いておくといいかもですね。
お財布とカード入れがぱんぱん〜


*toroさん
貴重なお話ありがとうございます。
はい、toroさんの記録は拝見させていただいてましたよ。^^
MクリニックのO先生ですよね?
もしものときは自分もお願いしたい先生かもです。^^;

お祖母様はかわいそうでしたね、やっぱり本人のために意志確認て大事ですね。
私の祖母は病院で家族が揃うのを待って先生に酸素マスクを外していただきました。穏やかで、かわいい顔でした。
そういうことってどうして今は出来ないの〜?って思っちゃって・・・

そう、兄弟たちには1度ちゃんと話しておかないとなぁ?
と思ってるんですけれどね・・・
なんといってもご本人がお姫様のようなタイプで、
施設には100歳越えたおばあちゃんも数名いらっしゃるので、自分も100歳まで元気よ〜って思ってるみたいなんですよね・・・
まぁ、それはそれで明るくていいことだと・・・ははは。
自分だったらやはり伝えておきたいだろうと思うので
会話のついでに聞けそうなタイミングがあったら聞いてみたいと思います。
あ、実家の親にも聞いておかなくては!(忘れてた〜?)


*たろうさん
男の人はみんなそうみたいですよ〜^^;
たろう家は仲が良いし、ご両親は介護経験もあるので考えていらっしゃることがあるかもしれませんよ?
何かのタイミングで聞いておいてあげたらどうでしょう?^^


*メアリーアンさん
緩和ケアや終末期医療はこれからどんどん増えるでしょうね?
だから今から探さなくていいと思うけれど、何かがあってからでは聞けない場合があるので、せめて自分の意志だけは身内に伝えておこうと介護を通じて感じているところです。


*風天の四男坊さん
ほんとうに難しい問題ですよね。^^;
ずーっと元気で最後はさらっと逝きたいものですが・・・
このまま医療が進歩し続けたらちゃんと死ねなくなっちゃいますよ〜。
>奥さんには延命治療は不要と伝えてありますがいざとなったら助けてくれと言いそうです。

それは正直で良いと思います。^^
実際のところはそうなってみないとわからないですからね〜
それまでは楽しく生きましょう。


*ハム子さん
うん、後で後悔するよりは考えておく、知っておくってことは大事よね。


*yongoさん
うちはホレ、毎年こうして施設に書類を出さないとならないので・・・考えないと書けないのですよー!^^;
「今はまだわからない」って項目もあってそれにマルして出してもいいのだけれど・・・
それも家族としては無責任だと思うのね。
だって毎日のお世話をしてくれてるのは介護職員さんなのに、何か起こった時に「今はまだわからない」では何の決断も出来ないじゃない?
だから具体的に文書で書いて補足して提出するようにしています。
職員さんたちのジレンマは、そこをちゃんと考えてくれない家族(これが多いんだと思う)に対してという部分も半分はあるんですよね〜。

by nakasama (2009-11-13 23:53) 

月夜

延命治療を積極的に…とても難しい問題ですね。
いろいろと自分の周りと照らし合わせて考えさせられるテーマです。
by 月夜 (2009-11-14 04:17) 

こぎん

延命治療、終末治療については、ご縁がないと知らないことばかりです。
年齢にもよるんだけど、高齢者の場合は・・・ね~、寿命とか天寿で、諦めはつきそうだけど・・・。

非常に冷静な判断ができる母友、実母の介護と看取りの経験を聞いたとき、いろんなことを考えました。
結局、救急車で運ばれて、図らずも病院になってしまって・・・
管だらけ、点滴の針を刺すとこもなくて、あざだらけ、そしてむくんでぱんぱんになっちゃって、それでもまだ、点滴しようとするから、止めてくれ! って言ったけれど、遅かった・・・
1度決めたことは、医師は後戻りできないとか? ホントかいな? 
やってみた結果、想像と現実は違うこともあるよねって思った。
こんなに苦しむなら早く楽にさせてあげればよかったって・・・後悔が残ったようです。
別の母友は、今、自宅で介護中。看取りも自宅と決めて在宅治療しています。

医療が進化して、選択肢もいっぱいで、でも、情報が少ないし・・・
命の値段も金次第・・・
基本は自身も延命治療は要らないけれど、その時その時の状況判断って、出てきそう。
ぴんぴん、ころりが理想だけど、
死にたいようには人は死ねない! そう思っております。
by こぎん (2009-11-14 08:54) 

rider

身内だからこそ、なかなか聞けないことだなーと思います。
今、うちの両親はヨボヨボしながらも元気なので、
筋肉をつけないと、意識がはっきりしててもオムツだそーって脅迫しているんですけどね。

ただ、どう死にたいかなんて、私らのようながん患者はともかく、普通の人は考えたことがないと思います。

私自身は、一切の延命治療はしてほしくないという考えです。
たった一日たりとも、薬や装置で心臓が動いているだけの状態ではありたくないと思います。

by rider (2009-11-14 23:45) 

モモパパ

若くて倒れた時は、もしかするとと考えがちですね・・・。
高齢だと違っては来ますが、本人の思いとは別に家族の思いもあったりと本当に難しいです・・・。
最近、うちの母が頑固な思い込み状態が強く成って来てるので、これから先はかなり真剣に考えないとイケない時期だったりします。
でも、母は(父が早く逝った事もあって)延命治療だけはやめて欲しいと宣言してますので、その点だけは決まってます。
by モモパパ (2009-11-15 21:47) 

ユキ

うちは両親他界してるからな~
母は気付いた時には末期のガンで
末期とは言わなかったけど手術しない時点で気付いてたのかな
医師に安らかにいきたい、とばかり言っていたので
結局緩和ケアでした
もっとどうにかしてやれなかったのかと今でもつらいです
でも本人はあれで良かったんだろうな、きっと……
人工呼吸器をつける状態になってしまうと
経済的にも厳しいですよね~
だけど、なんらかの可能性にすがってしまうのが人間だよな~
変な話、元気な時に聞いておいた方がいいのでしょうね
具合が悪くなってからではいよいよ、て感じで
本人の不安が募りそう?
でも聞くきっかけが難しいですね~
ちなみに私も、自然のまま
なるべく苦しさや痛みのないようにしてもらってゆきたいと思いますっ
by ユキ (2009-11-16 01:59) 

nakasama

*xml_xslさん
*タケルさん
*たいせいさん
*カイト(^^)さん
nice!ありがとうございます。(順不同でごめんなさいね)

by nakasama (2009-11-16 09:51) 

nakasama

* 月夜 さん
なかなかこういうことって昔はタブーな話題でしたけれど、
ホントはとっても身近な問題なハズですよね。


*こぎんさん
諦め・・・う〜ん、年齢に関係なく生きる事への執着っていうのは人それぞれなのかなぁ?と思いますが、今回コメント頂いた方の多くが延命治療拒否っていうのが、なるほどなぁ〜?と思っていたところです。
延命治療のなんたるかを良く知ってる方も多いからなのでしょうね。
人工呼吸器等の件だけはどうにかならないものかと思います。
今の医療って病院の治療=受けたい治療ではなかったりですからね、選択肢はいっぱいありそうで、実はないのが現実?
特に高齢者の場合はなかなか意思表示出来ない(というか聞いてもちゃんと理解してくれるのかが不明だなぁ)と思うので・・・。


* riderさん
そう、自分自身のことを考えると私もriderちゃんと同感です。
以前どこかでコメント書いたかな、と思いますが?
友人の1人は両親をがんで亡くし、(ご両親は正反対の治療をしていました。)その後、どちらのケースでも色々と後悔していました。
家族にしてみたら、ある程度の治療を試みるという努力=見送る準備をするという儀式的時間は少し必要なのだな?と思いましたけれど。
それがどの段階で?っていう答えがない状況で、始める前に白黒決断しとけ!みたいな医療の方の問いかけってどうなのかな?と。

あ、オムツはねー、人間始めた時と終わる時にはお世話になるものだから〜!
骨盤テイキン体操しましょう。^^;


*モモパパさん
大きな手術の場合はさー、病気以外での事故だって考えられないわけではないですから、やっぱり自分の意志は伝えておかなくっちゃーって思いましたよ〜^^;
そうなんですよね、本人は皆そう答えるんだろうな〜と。
問題は家族がどう考えるか、意志を尊重して見送る覚悟があるか?
というところ。これがとても難しい。


*ユキさん
家族はきっとどんな状態で見送っても後悔は残るものなのかもしれないですね?
年齢は様々ですが、今や2人に1人はガンで亡くなっているわけですもんね、私も医療に1番希望しているのは痛みや苦痛から解放で、
なるべく最後まで自然に普通にすごせる環境は自分たちが努力しないとならないところなのかな?と。


by nakasama (2009-11-16 11:24) 

nakasama

*shinさん
nice!ありがとうございます。
by nakasama (2009-11-16 11:27) 

denn

オレの場合は 延命治療は必要ない。死期は告知してくれ。臓器提供は出来る限りしてくれ。葬式は密葬で金かけるな。お寺へのお金は コレくらいにしといてくれ。 オレのほうが先に死ぬ。
まあ^^こんな事は 申し伝えてあるつもり(文章にしといたほうがいいですね!)です!

回復せず長引く病気・・もしくは死期が解ってしまっての看病 そういった場合には 治療の終了=殺人なんて 罪の意識?やら 親戚の手前やら?判断をにぶらせる材料って たくさんあると思うんですよね。
自分の場合はそんなときに本人と告知をしたうえで話し合えたので いろいろ考えもでき ある程度迷わず対応できたと思います。

延命治療ですが 叔父の場合(喉頭がん)で 悲惨な状態を見ていました。あれは^^みんながつらいですよ
お医者さんは 病を治すのが 存在理由ですから 治療の終了を患者さんや家族に促す事は してはいけないことなんだと思うんですよ。
看病する家族の判断が とても大事だと思います。

自分が妻を看取ったときは 痛みを緩和するモルヒネ治療?それを 承諾した時に 妻が死ぬ事を受け入れ 本人もまた承知したのだと思っています。

今でも 亡き妻は ガンと言う病で死んだのではなく 自分が 強いモルヒネを注射することを許可した事によって 死んだのだと考えるようにしています。
病気なんかにもっていかれてたまるか そんな気持ちも あったと感じています。同時にモルヒネで朦朧とする妻の姿にたえきれず 看護師さんに注射をやめるよう 取り乱したりもしました。 このまま会話が出来なくなるかと思うと とても怖かったのだと思います。
そんな自分とは対照的に 死を目前にした 妻の振る舞いは いま思い出しても 本当に見事で 自分も今わの際は そうありたいと 考えています^^

なんだか 長くて まとまらない文ですが^^
書いたら すっきりしました^^失礼^^
by denn (2009-11-17 03:13) 

nakasama

*dennさん
ありがと、ありがと。
>オレのほうが先に死ぬ。
こう言ってる人の方がなかなか逝けないんだよね〜( ̄w ̄)ふふふ。

その通りだな〜と思います、家族はちゃんと判断してあげないといけないよね・・・。
今のdenn家はさー、亡くなった奥様が祝福してくれている家族だな〜って感じがとってもするのよね^^うん。
by nakasama (2009-11-17 10:30) 

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